私には、歳の離れた妹がいます。小学生のときから妹の世話をし、一緒に遊び、将来は小さ
な子どもたちに関わる仕事がしたいと思うようになりました。高校で進路を決めるときに
は、保育系の道に進もうと意志が固まっていました。
専門学校時代には大規模な保育園へ実習に行ったのですが、一人ひとりの子どもとじっくり
関わることができないもどかしさを感じてしまい……。もっと丁寧に、一人ひとりの子と関
わることができる保育園で働きたいという思いから、この会社に就職したんです。

新卒で入社し、1年目はクラス担任ではなくフリーの保育士としてスタートしました。フリ
ーの保育士の仕事内容は、休みの先生のクラスに入ったり施設の環境整備をしたりと幅広
く、最初は流れについていくことで精一杯。家に帰ると疲れてすぐ寝てしまう日が続きまし
た。しかし、園全体のことを見ることができ、学びの多い1年となりました。保育士として
の基本を身につけるための1年だったと思います。

実は私は人見知りなんです。入社当時、なかなか自分の意見を言えなかったり、保護者と話
すときも緊張してしまいました。しかし、一緒に働く人たちに支えられながら自分がやって
みたいことを模索していくうちに、少しずつ自分の言葉で思いを伝えるようになってきまし
た。周りの人からも「明るくなったね」と言ってもらえて嬉しかったです。まだまだ勉強す
べきことはたくさんあるけれど、グッドスターキッズハウスに就職してから自分が変化して
いることを感じます。

スター☆キッズでは、子どもたちに手を出しすぎない保育を大切にしています。子どもたち
が困っていると、つい先回りして助けてあげたくなってしまうこともありますが、そうでは
なく、まずは子どもたちが自分の力でやろうとする姿を見守ります。時間の制約がある中
で、子どもたちの行動を見守り続ける難しさ、そして大切さを実感しました。この子たちが
自分の力で生きていくためにはどうしたら良いかを考え、日々の保育に臨んでいます。

4月の慣らし保育でずっと泣いていた子が、今は何でも自分でやりたがる姿を見て成長を感
じます。子どもたちが成長していく様子を見るのはとても嬉しいものです。私も初心を忘れ
ず、子どもの立場に立つことができる保育者を目指したいと思います。
スター☆キッズはマニュアル通りに仕事をする保育園ではありません。自分でやってみたい
ことを探し、挑戦していくことが許されています。「こんなことをやってみたい」という意
欲を持った人にはぴったりの職場だと思います。